高貴で気難しい。







Black Velvet  BEER base







数学クラシカルの教師みたいな貴方。

私は数学が得意だってわけじゃないの。
そんな難しい問題、投げかけないで。



「……」
「寝心地悪かったり‥?」

読み取れ、そう言ってる。





問題を見ただけで答えが浮かぶ人は違うの。



何を考えてる?



読み取るには時間がかかる。






「……毛布、下に、」

でも、膝枕をご所望したのは貴方でしょ?
私の足が心地悪くても文句言わないでよ。




手を引かれる。

引かれた手はその髪に触れ、……もしかして─‥




案の定、髪を撫でれば満足そう。
よくわかりましたとでもいうように、手が伸びてくる。


頬を撫でる、気まぐれなご主人様。










Fin.

No08. 黒猫
【Black Velvet ブラック・ベルベット】

*INGREDIENTS(base Beer*
黒ビール(スタウト) グラス1/2
シャンパン グラス1/2
〆 プール(ビアグラス)

シャンパンにより、ビールの泡より決め細やか
上品で優しい一杯